会長からのご挨拶
2022年7月21日

門真市医師会のホームページへようこそ!
門真市医師会は、1967年4月6日、河北医師会から分離独立して発足しました。
当時の門真市は、人口増加率が約180%(1965年国勢調査)という全国一の数値を記録しました。
比べてみると、2022年、我々の世代は少子高齢化、3次産業就業者が全体の7割へ、観光立国とそれに伴う世界規模感染症の影響増大、地球温暖化に伴う気候変動、日本の100年周期で起きる地震活動期、など発足当時とは状況変化があります。それらを踏まえて、災害・感染症対策、医療システム改変、都市再開発、社会のIT化、SDGs目標への努力などがなされて行くでしょう。

門真市医師会も、新たな問題を意識しながら、住民の皆様と相互に協力し、市民の皆様に必要な治療を行い、ヘルスケアを実現し、社会福祉の増進をして参ります。そのためには、皆様に信頼していただける対話と行動が、基本であると考えています。具体的には、昨今のコロナワクチン予防接種やコロナ診療などの協力体制、同時にコロナ禍でも不断の努力を続けております。一般診療や、健康診断、各種予防接種、地域包括医療やケア、学校保健、産業医活動、休日診療所など、その他目立たず深く公務に関わり、対話し行動し続けております。
地区医師会会員が出務している各種会議一覧で、ご理解いただけるかもしれません。(公務リスト
この長期にわたるコロナ禍にあっても、医師会員は、皆一丸となって皆様と同様にこの土地、門真市で働いております。
今後とも変わらず応援いただき、また頼りにしていただければ幸いです。

一般社団法人 門真市医師会
会 長 西川 覚
門真市医師会
「オープンな地域連携ネットワーク推進に関するステートメント」
2012年2月14日

日本の医療・介護システムは、フリーアクセス及び利用者本人の自由な選択を基盤とし、これを尊重することで成立している。
従って、医療・介護提供者には、さまざまな医療機関連携、地域連携活動を通じて、1人1人のニーズに即した最適な医療チーム、ケアチームが結成されるよう、透明性のある良質なネットワーク作りに取り組む資質が求められる。
この観点から、経営的な結びつき等による、特定の閉じたネットワークへの誘導、いわゆる“囲い込み”は、全く好ましくないものと考える。
このことは特に、病院からの退院時や転居時(サービス付き高齢者住宅等への入居時を含む)において重要である。
心身及び認知機能の低下した高齢者等において、住環境・主治医・ケアスタッフが一斉に変わることは、各種機能の維持の上で大きな支障となる。
病状や生活機能の急激な低下を来たさないために、可能な限り、馴染みの関係による継続性を保つことは、切実な課題である。
門真市医師会は、オープンな地域連携ネットワークの推進に積極的に取り組むとともに、特定の閉じたネットワークへの誘導には、強く異を唱えるものである。

一般社団法人 門真市医師会に入会をお考えの先生へ

この度は、一般社団法人門真市医師会へのご入会をお考えいただき、光栄に存じます。
当医師会は、1967年に前身である河北医師会が解散し、寝屋川市医師会と門真市医師会が独立して誕生いたしました。以来、「和」の精神を会是として運営して参りました。派閥なく、仲良く、各種クラブはじめ共益的事業による活動が盛んです。
この度のご入会が、開業やご勤務当初の不安を無縁なものとし、この地域での長期安定に至る最良の選択であること、間違いございません。
また、我々は「個々」に、国民皆保険制度を堅持し、自らを厳しく律しつつ診療を行っております。一方で、診療報酬請求にも地区医師会との関係が重要でございます。
具体的には、診療報酬審査に知識を持つ人材が豊富なこと、地区医師会が診療報酬加算の資格申請に関わることなどが挙げられます。
その一方で、我々は「団体」として、強い使命感と積極性を持って活発に地域医療に取り組んでおります。地域医療活動の内容については、ホームページでリストをご覧いただけます。
一言で申し上げると、公益的活動を共にし、よく働きよく遊ぶ医師会です。ご入会の暁には必ずご納得いただけるものと確信しております。我々の「仲間」になっていただくことを、お待ち申し上げております。

会 長 西川 覚
医師会の活動について
門真市から委託あるいは市に協力
門真市休日診療所への出務
予防接種業務の実施(協力医療機関名簿作成)
学校医 園医業務
老人保健事業への協力
特定健診・特定保健指導
各種ガン検診
健康教室
1歳6か月児健診
4か月児健診
在宅ケアチーム活動

※このほかにも各種審査会、判定委員会などに協力しています。

保健所と協力して行う事業
結核審査会
乳児後期検診
難病地域ケア推進会議
感染症新法連絡会
精神保健嘱託医業務

※地域公衆衛生活動の拠点は保健所です。

地区勤労者に対する産業保健活動
北大阪地域産業保健センターに出務協力しています。

センターの業務

小規模事業場で働く人達に対する産業保健サービスを充実する目的で相談内容等についての秘密は厳守し、原則として無料でご利用できます

(1)健康相談窓口の設置

健康診断結果の見方がわからない、 生活習慣病の予防は何から始めたらよいか、従業員の健康管理をどうすればよいか、メンタルヘルスの進め方がわからない、 等 従業員の健康管理を進める上で、専門知識をもった医師に相談をしたいときがあります。そのような時に気軽に相談を受けつけます 。

(2)個別訪問産業保健指導

医師や保健婦などが事業場を訪問し、健康診断結果に基づいた健康管理指導や、ご希望により、作業環境改善などのためのアドバイス等を行います。

(3)産業保健情報の提供

日本医師会認定産業医、労働衛生コンサルタント、医療機関、労働衛生週間などの情報を提供します。

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